展示会で配布するノベルティ特集

展示会では各社がノベルティを配布していて、ブースへ来てくれた人に渡したり、アンケートに回答すると粗品をプレゼントといった特典として用意されています。

これは展示会という競合他社が集まる中で、より良い印象を与えて、今後のビジネスに繋げたいという企業側の思惑があります。

但し、展示会によっては来場者数が万単位となることもあり、全ての来場者にノベルティを渡していては費用面でも現実的ではありません。

より見込み客へ効果的に自社製品やサービスを売り込むために、どのようにノベルティを活用したら良いのかを見ていきましょう。

来場記念品として配布する

展示会場で自社のブースに立ち寄ってくれた人へ配布する記念品として、ノベルティを活用できます。

ノベルティそのものが集客のフックになることから、自社の認知度を上げたい、まずは商談のきっかけを作りたいといったフェーズにあるなら、来場記念品を用意しておくと良いでしょう。

展示会の規模によっては配布数が大量になることもあるため、販促費に制限があるなら商品単価の低いアイテムから選ぶのがおすすめです。

定番の安価なアイテムとして不織布バッグ、ふせん、ボールペンなどは人気があります。

資料を受け取ってもらうためのフック

新商品のカタログやサービスを紹介したチラシを用意しても、多くの人が行き交う展示会場では受け取ってもらうことも至難の業です。

そこで、チラシをクリアファイルに入れて渡したり、カタログを取っ手付きのバッグに入れて配布することで受け取ってもらえる確率も高まります。

クリアファイルはもらった後も書類整理に使えることや、展示会場で様々な配布物を受け取って持ち運びに困るシーンでも、ひとつバッグがあると便利であることから、手に取ってもらいやすくなりますよ。

多くの販促物はA4サイズで制作されることが多いので、バッグやクリアファイルのサイズ選びの際に参考にしてみてくださいね。

アンケートのお礼として粗品を進呈

展示会はビジネスの見込みがある潜在層と出会える機会ですが、その場で商品を気に入ってもらって契約に至る、ということはほぼありません。

まずは展示会場で名刺交換や連絡先を取得して、後日、営業からアプローチをかけて商品やサービスを売り込むという流れになります。

今後の営業活動につなげるためにも、名刺交換やアンケートに回答してもらった人へお礼として粗品を渡すことで、連絡先の取得につなげることができます。

最近では会場にアンケートページへ誘導するQRコードを設置して、回答画面を見せると景品と交換するといったケースも増えています。

デジタルで個人情報を取得すると、データ管理も容易になるのでおすすめの方法です。

セミナー参加者や取引先にはプレミアム品

展示会では著名人や専門家によるセミナーや登壇イベントを開催することがあります。

自社製品に関連するテーマのイベントを開催することで、興味を持ってもらえそうな人を集客することが期待できます。

また、取引先であれば久しぶりにコミュニケーションを取るきっかけにもなります。

より見込み客となる可能性が高い参加者には、高価なアイテムやプレミアム感のあるノベルティグッズで囲い込みを図りましょう。

展示会だからこそ商品選定と名入れに注意!

大きな展示会になればなるほど、近しいビジネスを展開している企業が会場内に多数出展します。

展示会では車業界、食品業界、テクノロジーなど、特定のテーマを掲げて、それに合致する企業が集まって自社の製品やサービスを展示します。

特定のテーマがあるからこそビジネスにつながる出会いがあるものの、競合との差別化を図らなければ、未来の取引に繋がりにくいといった課題もあります。

そこで、他ブースよりも自社のブースに足を運んで、名刺交換につなげるためにも、ノベルティを活用しましょう。

自社製品やサービスと関連のあるアイテムを選ぶ

来場者の印象に残るノベルティにするためには、自社のプロダクトやサービスと関連する商品を選ぶようにしましょう。

食品業界であればコースターやカトラリーセット、IT業界であればスマホやPCのガジェット製品というように、商品と展示内容がリンクさせることがおすすめです。

関連性があるアイテムにすることで、使った時にどこで誰にもらったものなのか思い出すことができます。

その場で使えるアイテムに名入れをする

会場では各社がパンフレットや製品サンプルを配布していたり、その場で話を聞いた時にメモをしたりと、特定の行動が増える傾向にあります。

そこで、荷物が増えた時に使えるバッグや、メモを書けるボールペンは展示会場ですぐに使えるアイテムとして人気!

多数の人に渡すことになるので、安価な商品を選んで、自社の社名やURLを名入れすると販促の面でも効果的です。

文字だけの名入れはもちろん、オリジナルのデザインを印刷することで、競合他社との違いを出しながら、自社のPRを行うことができます。

資料を手渡せる安価なバッグ