化粧品・コスメ・美容ノベルティ特集

コスメ業界では新製品のプロモーションや季節ごとのキャンペーンで多用されており、顧客の購買意欲を高める効果があります。

ノベルティを上手に活用することで、ブランドのファンを増やし、リピーターを獲得することができます。

しかし、コスメ業界は扱う企業数が非常に多いため、業界内の競争が激しく、年間で発売された商品の約半数は売れ残っている現状があります。

選ばれるコスメブランドを作るためにも、ノベルティの活用は検討したいプロモーションです。

それでは、まずはじめにコスメの業界を整理してみましょう。

コスメ業界のカテゴリ

化粧品のカテゴリは大きく分けて5つの業種に分類できます。

1. スキンケア
化粧水や洗顔料などのお肌を整える基礎化粧品

2. メイクアップ
ファンデーションやアイシャドウ、口紅などの化粧品

3. ヘアケア
シャンプーやコンディショナーなどの髪に使う製品

4. ボディケア
石鹸、ボディクリーム、UV商品など体をケアする製品

5. フレグランス化粧品
香水やコロンなど香りを付ける製品

メイクとボディケアでは使うアイテムが違うことから、それぞれのカテゴリで求められるノベルティも自ずと異なってきます。

コスメ業界の主な販売チャネル

また、化粧品を販売するチャネルも主に以下の3つに分けられます。

1. 百貨店や専門店
ブランドイメージを打ち出した店舗

2. 量販型小売店
ドラッグストアやスーパーなどの販売力を重視した店舗

3. オンラインストア
ECサイトや直営のオンライン店舗

どのチャネルで販売するかによっても、ふさわしいノベルティグッズは変わってくるでしょう。

これらの前提条件を踏まえて、コスメのノベルティグッズの選び方を解説していきます。

カテゴリとチャネルでコスメノベルティは変わる

コスメのノベルティを選ぶうえでおさえておきたいポイントは「製品カテゴリ」と「販売チャネル」ということが分かったかと思います。

やはり、百貨店の直営店で購入するデパコスブランドと、ドラッグストアで販売されている量販型のボディケアブランドでは、相応しいノベルティは自ずと変わってきます。

カテゴリごとに適したノベルティ

最近ではコスメ業界もカテゴリの細分化が進み、メイクアップやヘアケアなど用途に応じた専門ブランドが多数存在します。

専門ブランドは自社の製品やブランドのイメージを強く打ち出すために、ノベルティ選びにも工夫が大切です。

スキンケアブランドなら素肌のケアで一緒に使いたい商品、ボディケアブランドであれば肌に触れるアイテムというように、自社製品がイメージできるノベルティを選びましょう。

◯カテゴリ別おすすめ商品

1. スキンケア
フェイスタオル、スパチュラ、グルーミンググッズ

2. メイクアップ
ポーチ、ミラー、ブラシ、ブラシケース

3. ヘアケア
バスタオル、ヘアブラシ、ヘッドスパグッズ

4. ボディケア
タオル、マッサージグッズ、リラックスグッズ、日用品

5. フレグランス
ポーチ、ケース、ミラー、トレイ

チャネル別の適したノベルティ

コスメは同じブランドや商品だったとしても、販売するチャネルによって、顧客のペルソナが変わってきます。

百貨店や専門店ではビューティーアドバイザーと呼ばれる専門スタッフがカウンセリングを行い、商品を定価で販売します。

ここではブランドイメージを高めることが重要視されるので、プレミアムなノベルティが求められます。

ドラッグストアやスーパーのコスメコーナーでノベルティを配布する場合は、コスメの本体に取り付けるか、小売店にレジで配布してもらことになります。

かさばるものよりも、もらって嬉しいちょっとしたノベルティグッズを選びましょう。

昨今では楽天やAmazonのような大手ECサイトはもちろんのこと、コスメのセレクトショップやブランドの直営店もオンラインで展開されています。

オンラインストアでは商品を配送するため、重くて大きなノベルティは配送コストの増加につながります。

コスパよくノベルティを活用するには、商品といっしょに配送できる薄くて軽いアイテムが望ましいでしょう。

◯チャネル別おすすめ商品

1. 百貨店や専門店
高級感があるブランドロゴ入りのグッズ

2. 量販型小売店
配布量を確保できる手頃な価格のノベルティ

3. オンラインストア
商品と同梱できる薄くて軽いアイテム

ノベルティを利用するシーズンとタイミング

コスメのノベルティを活用するシーズンは、主に春、秋、そしてクリスマスの時期です。

新色が発売される春夏、秋冬のタイミングに合わせて、購入特典のノベルティを提供することがあります。

クリスマスシーズンは、コフレや限定商品の予約特典としてノベルティを提供することで、顧客にお得感や特別感を演出することができます。

また、夏にはUV対策アイテム、秋には乾燥対策アイテムなど、季節のニーズに応じたノベルティを配布すれば、年間を通して顧客の関心を引き続けることができるでしょう。

上記のカレンダーのように年に2回はメーカー各社から新製品が発売になったり、夏前後には日焼けや美白への関心が高まったり、秋にはクリスマスを含むホリデーシーズンに向けて特別なセットを販売したりと、定期的に商品をアピールすべきタイミングがあります。

これらのシーズンモチベーションにあわせた販促キャンペーンとして、対象製品を購入したお客様へノベルティをプレゼントしても喜ばれるでしょう。

コスメのノベルティを選ぶポイント

コスメのマーケティングではノベルティグッズの活用が重要になることが分かりましたが、どのように商品を選んでいけばいいのでしょうか。

ノベルティ.comでは3つのポイントにフォーカスして解説していきます。

ブランドのファンを意識した商品選定

ノベルティを選ぶ際には、ブランドのファンを意識した商品選定が重要です。

ロイヤリティ高い顧客がもらって嬉しいアイテムやブランドのイメージに合った商品を選ぶことで、ノベルティの効果を最大限に引き出すことができます。

品質なポーチやミラーなど、日常的に使えるアイテムはファンに喜ばれる傾向があります。

また、ブランドロゴを名入れしたオリジナルデザインやのノベルティは、特別感を演出できて顧客の満足度を高めることができます。

自社製品と競合しない商品を選ぶ

ノベルティを選ぶ際には、自社の製品と競合しない商品を選ぶことも重要です。

メイクアップブランドがメイクブラシを商品として販売している場合、ノベルティでブラシを提供すると、ブラシの買い控えにつながり機会損失を起こすおそれがあります。

しかし、ブラシを整理するポーチであればブラシそのものとは競合にならず、さらに空いたスペースを埋めようとブラシの追加購入につながるかもしれません。

このように自社製品の付加価値を高めるアイテムを選ぶことで、顧客に対して購入を促進させることが期待できます。

より商品の使用を促すアイテム

ノベルティは、顧客に自社製品の使用を促すアイテムを選ぶと効果的です。

例えば、新しいスキンケアクリームのプロモーションであれば、スパチュラやミラーなど、実際にケアをする際に役立つアイテムを選ぶことで、顧客に商品の使用を促すことができます。

より商品を使ってもらい、顧客の満足度も高めるノベルティグッズ選びを心掛けてください。

コスメのノベルティにおける名入れ方法

ブランドイメージに直結するコスメのノベルティには、高品質な仕上がりの名入れを選びたいもの。

ノベルティ.comでは名入れ方法の選択肢を豊富にご用意していますが、大きく分けて「印刷」と「加工」に分類できます。

それぞれの名入れ方法の特徴を見ていきましょう。

おすすめの印刷方法

コスメのノベルティグッズに名入れをする際には、印刷方法として「シルク印刷」「パッド印刷」「UVインクジェット印刷」がおすすめです。

シルク印刷は、インクをシルクスクリーンを通して印刷する方法で、発色が良く、耐久性に優れています。

パッド印刷は、インクをパッドに転写してから印刷する方法で、複雑な形状のアイテムにも対応できます。

UVインクジェット印刷は、紫外線の光でインクを硬化させる方法で、平面のあるスペースに高精細な印刷が可能です。

おすすめの加工方法

コスメのノベルティに名入れをする際には、加工方法として「刺繍」「ネームタグ」「レーザー刻印」「箔押し」がおすすめです。

刺繍は、糸を使ってロゴやデザインを直接アイテムに縫い付ける方法で、高級感のある仕上がりになります。

ネームタグは、ブランドロゴやURLを名入れをしたタグを布製品に縫い付ける方法で、取り外し可能なため、アイテムのデザインを損なうことがありません。

レーザー刻印は、レーザーを使って直接アイテムに刻印する方法で、耐久性に優れています。

箔押しは、金属調の箔を素材に押し付ける方法で、豪華な仕上がりになります。

メイクアップコスメにぴったりなノベルティ

毎日のメイクアップに役立つアイテムにブランドのロゴやオリジナルデザインが施されていれば、メイク時間の満足度も高まります。

スキンケアの際に使用することができる商品は、品質の高い素材を選ぶことで、顧客に対してブランドの高級感をアピールすることができます。

マッサージやフィットネス、リラックスは美を意識する人たちにとって関心の高いキーワードです。

特に年齢を重ねた層に向けたエイジングコスメのノベルティとの相性が良いでしょう。

日常生活でも使えるアイテムはコスメのノベルティとしても人気があります。

エコバッグやボトルなどが代表的なアイテムで、限定デザインやロゴの名入れを施すことで、コレクションアイテムとしての価値も高まります。