粗品とは?ご挨拶から企業の販促でノベルティを粗品に使う際のマナーを徹底解説

目次

• 粗品とは?基本情報をおさらい

  • 粗末な品物を贈るのは失礼?

  • 本当に粗末な品物という意味で使う場合もある

  • 粗品に適した価格帯は3,000円以下?!

• 企業や団体で粗品を使うシーン

  • 季節の挨拶やお年賀として渡す

  • 商談や契約のお礼として進呈する

  • 式典やイベントで参加の記念として配布

• 個人が粗品を使うシーン

  • 引っ越しのご挨拶

  • 工事やリノベーションのご挨拶

• 粗品を用意する際のマナー

  • のし掛けや簡易のしを付ける

  • のしや粗品に名入れをする

• 粗品として定番のノベルティグッズ

  • 粗品の定番!タオル

  • 年末年始のご挨拶にはカレンダーを!

  • 安価で人気のボールペン

  • 衛生対策に役立つウェットティッシュ

  • 消え物の代表!化粧箱入りお菓子

• まとめ:粗品とは低価格な販促ノベルティ

粗品は企業の販促に使用したり、個人のご挨拶で使ったりする品物です。

この記事では粗品とはどんな商品なのかを整理して、粗品を使うシーンや目的、渡す相手によって気をつけたいマナーを解説します。

さらに、タオルやカレンダーなどノベルティコンシェルジュがオススメする、粗品に人気のアイテムについてもご紹介します。

粗品とは?基本情報をおさらい

粗品とは「粗末な品物」を意味する言葉です。

日本贈答文化協会によると、粗品を以下のように解説しています。

”粗品というのは相手方にものを贈る時、贈る品物についてへりくだった、謙譲の意味を表す言葉です。「つまらないものですが…」といって手渡すこともあります。～中略～粗品という言葉は、日本人の奥ゆかしさの表現ともいえます”
引用:おくりもの専門学園|日本贈答文化協会

粗末な品物を贈るのは失礼?

粗末な物をつまらないものと言って渡すことは、言葉の意味をそのまま受け取ってはマナーに反すると感じるかもしれません。

前述の粗品の解説では、以下のようにも記載されています。

”日本では、贈られた方が「本当に粗末なものをもらった」と思うことはありません。謙譲の意味で使われる言葉だということが理解されているからです”

日本の文化の中では相手を立てる言葉として、謙って自分の贈答品のことを粗品と呼んでいます。

本当に粗末な品物という意味で使う場合もある

”粗品が本来の「粗末なもの」という意味に近い感覚で使われている場合もあります。それは来店や商品の購入などのお礼として、あまり高価ではない品物(中略) をお客様に無料で提供する場合です”

この解説が指し示す通り、ノベルティが粗品として使われる場合は、販促品やご挨拶の品として渡す低価格の商品を粗品と呼んでいます。

粗品に適した価格帯は3,000円以下?!

”3千円を超えるような品物や大切な記念品を贈答する場合の表書きには、粗品という表現は使わず、「記念品」や「ご挨拶」と表記されるといいでしょう”

上記では粗品には3,000円以下の製品が望ましいとありますが、実際にはどうでしょうか?

ノベルティ.comが実施したアンケート「あなたが欲しい粗品は?(2024年2月実施)」によると、7割以上の人が粗品に適した価格は1,000円以下と回答しています。

本来のちょっとした贈答品ではなく、あまり高価ではないものを指して「粗品」と認識している人が多いようです。

企業や団体で粗品を使うシーン

では、実際に粗品を企業の販促品として使うシーンにはどのようなものが考えられるのかを見ていきましょう。

季節の挨拶やお年賀として渡す

まずは企業や団体から年末のご挨拶、お正月のお年賀、お中元の代わりの夏のご挨拶といった、シーズンごとのご挨拶で渡す品物として粗品を使います。

年末や年度末に取引先へ配布するカレンダーや、お年賀として渡す粗品タオルなどは代表的なアイテムです。

古くからの商慣習が残る業界や会社などでよく用いられています。

商談や契約のお礼として進呈する

法人向けノベルティをフォーマルな印象にしてくれるのが粗品です。

商談の機会を設けてもらった時や契約成立時に感謝の気持ちを示すために、粗品を渡すことがあります。

式典やイベントで参加の記念として配布

創立記念式典や株主総会、入社式などの行事を開催した際に、参加者に粗品を配布するケースも多く見られます。

比較的参加者が多い行事で、安価な品物を大量に配布したい時に粗品は適した記念品となります。

また、記者発表や取引先に向けた事業発表会のような法人向けのイベントでも、粗品は活用されています。

個人が粗品を使うシーン

次に個人が粗品を使う場合は、どのようなケースがあるのかを見ていきましょう。

引っ越しのご挨拶

新居へ引っ越して来た際に、大家さんや近隣に住む方々へご挨拶の品として粗品を渡します。

現在は引っ越しのご挨拶をするケースも減っていますが、地域での円滑なコミュニケーションを育むためにも、粗品を活用したご挨拶はぜひ行いたいものです。

工事やリノベーションのご挨拶

住宅やオフィスに工事が入る場合にも、周辺の住戸やテナントに対して粗品を添えてご挨拶を行います。

リノベーションや増設、移設などで騒音や振動が発生することを踏まえて「ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いします」といった気持ちを込めて渡すのがマナーです。

粗品を用意する際のマナー

粗品は多くの人に渡すものだからこそ、誰から送られたものなのかを明らかにしておくことをおすすめします。

誰からもらった物なのかが分からなければ、認知度の向上や販促にはつながりにくいでしょう。

また、感謝の気持ちとして渡したとしても、送り主の情報がなければ伝わるものも伝わりません。

そこで、粗品には「のし掛け」や「名入れ」を活用することが大切です。

のし掛けや簡易のしを付ける

「熨斗(のし)」とは古くから贈答品に添えられた熨斗鮑を簡略化したもので、今では印刷した熨斗紙を使うことが多いです。

粗品のような安価な品物に使う場合には、短冊タイプやシールタイプの簡易のしがよく使われています。

のしがあるだけでフォーマルな印象になり、企業の記念品やご挨拶の品としても使えます。

のしや粗品に名入れをする

粗品に名入れする方法は2種類あります。

1つ目はのしに印刷された水引の下に企業名や個人名を書くパターンと、2つ目は粗品の商品そのものに企業名などを印刷するパターンです。

印刷で名入れをした粗品に、のし掛けをして渡す場合もあります。

粗品として定番のノベルティグッズ

ここからはノベルティ.comで粗品として人気のあるノベルティグッズを紹介していきます。

アンケートで約6割の人が「粗品としてふさわしい価格帯は300円以下」と回答しています。

そこで、税込300円以下の粗品を厳選しました。

粗品の定番!タオル

	名入れタオル 国産純白ソフトタオル200型 のし掛けとPP袋にパッケージされたタオルは、120枚から本体への名入れが対応可能です。 税込220円(税別200円) リンク
	お年賀タオル お年賀のご挨拶に最適な、”御年賀”のデザインパッケージに使いやすい白無地のタオルをセット。 税込115円(税別105円) リンク
	プレミアムフェイスタオル(ベージュ) タオルの風合いからゴールドに輝く化粧箱に至るまで、上質を追求したこだわりのフェイスタオル。 税込273円(税別249円) リンク
	ふわりの極み ソフトハンカチタオル3枚セット 使い心地の良い上品な色合いのハンカチタオルを3枚組にして、高級感のある化粧箱にセットしました。 税込217円(税別198円) リンク

 

年末年始のご挨拶にはカレンダーを!

	スタイリッシュ万年カレンダー 組み立て式の卓上サイズ万年カレンダーは、曜日プレートをスライドさせれば何年も使えるスタイリッシュなアイテム。 税込218円(税別199円) リンク
	モノトーンブロックカレンダー ブロックを組み替えることで年度が変わってもずっと使える、便利な卓上カレンダーです。 税込250円(税別228円) リンク
	卓上カレンダー 名入れアイテムとして人気の高いカレンダーはシンプルなデザインで、デスクに置いて使えるタイプが人気。 税込137円(税別125円) リンク
	ガーデンカレンダー 花や野菜、ハーブなど合計12種類の種が付属したボタニカルな印象のポスタータイプのカレンダー。 税込262円(税別239円) リンク

 

安価で人気のボールペン

	スリップインペン クリップ部分にふせんをセットしたボールペンは「書く」と「チェック」がこれ一本で 対応できます。 税込17円(税別16円) リンク
	イタリアンボールペン(1P) 書きやすいラバーグリップとビビッドなカラーリングがおしゃれなボールペンです。 税込28円(税別26円) リンク
	テトラボールペン(1P) シンプルなデザインに鮮やかなカラーが映えるノック式のボールペン。 税込37円(税別34円) リンク
	ハイドロ銀チタン 防御フィルター入りガーゼマスク ボールペン エコロ ペン軸にコルクと麦わらを配合することでプラスチック使用料を削減した環境配慮型のボールペンです。 税込52円(税別48円) リンク

 

衛生対策に役立つウェットティッシュ

	アルコールハンディウェット10枚 携帯しやすいハンディタイプの除菌ウェットティッシュは400個以上でフラップ部分にオリジナル印刷可能。 税込35円(税別32円) リンク
	ザ・除菌ウェットティッシュ10枚　#CO2排出権付 1個あたりCO2排出量が0.5kgオフセットされる製品で、二酸化炭素の削減に間接的に貢献できます。 税込49円(税別45円) リンク
	シトラスリボン除菌アルコールウェットティッシュ10枚入 パッケージにシトラスリボンがプリントされた社会活動を促す、除菌アルコールウエットティッシュです。 税込63円(税別58円) リンク
	地球おもい アルコール除菌ウェットティッシュ30枚入 地球にやさしい植物生まれの生分解性素材を採用した、99.9%除菌ウェットティッシュです。 税込88円(税別80円) リンク

 

消え物の代表!化粧箱入りお菓子

	「感謝」チョコレート10個 外側を砂糖で包んだ味わい深いチョコレートは、熨斗シールにオリジナルメッセージを入れることも可能です。 税込108円(税別99円) リンク
	純金茶(2P) 金箔入りのおめでたい雰囲気を演出できるお茶は、祝賀式典やお祝いの粗品にぴったりです。 税込110円(税別100円) リンク
	ビスケットチョコレート3個 さっくりとしたビスケットにチョコレート&ミルクチョコの2つのチョコレートがマッチ。個包装が嬉しい! 税込108円(税別99円) リンク
	お菓子福袋プチ4点セット しめ縄だるまさんが目印!キッズ向けの福袋に、低単価の駄菓子セット!ファミリー向けの粗品に最適。 税込108円(税別99円) リンク

 

まとめ:粗品とは低価格な販促ノベルティ

この記事では粗品とは何か?という疑問について贈答品の専門機関の情報を元に整理してきました。

粗品は「粗末な品物」と、贈り物を謙った言い方ではあるものの、昨今では企業からのお礼の品として、実際に低価格な商品を粗品と言い表すことが分かりました。

企業からのちょっとしたギフトとしてノベルティは使われていますが、粗品もほぼ同義として使われています。

但し、粗品という言葉には「相手に余計な気遣いをさせないように、あえて謙遜する」という、日本らしい心遣いが感じられます。

ビジネスシーンや販促活動の1つとして、粗品を活用してみませんか?

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