クールタオル特集

日本の夏は年々暑さの厳しさを増していて、体感気温を下げるためのクールグッズが様々なジャンルで発売されています。

クールグッズの中でも人気の高い商品はクールタオルです。持ち歩きやすく、手軽に涼しさを感じられることが特徴です。

クールタオルとは冷たく感じる機能を持っているタオルを指す言葉で、気温が上がってくると涼しさを求めて需要が高まる傾向があります。

冷たく感じる理由には主に3つの方法があります。

気化熱で涼しさを感じるタイプ

日本化学繊維協会によるとクールタオルのようなひんやりと感じる生地を「接触冷感」と言い、その仕組みを以下のように説明しています。

”生地内の水分を素早く吸収・拡散して気化熱を奪うなどの手法もあり ～中略～ こうした特徴を持った生地に触れると、肌から生地へ瞬間的に熱が移動して冷たく感じるのです”

参考:接触冷感|日本化学繊維協会

気化熱を利用したクールタオルでは「水に濡らすと涼しくなる」という点がポイントで、商品説明やパッケージに記載があることが特徴です。

さらりとした感触がひんやり

次に、触った時の感触が涼しいタイプの生地について、以下の3つの方法が紹介されています。

”レーヨンやキュプラがこの接触冷感に優れた性質を持っています。これは、①繊維中に水分を多く含むこと②熱伝導率・熱拡散率が高いこと③触った時に少し硬く感じる(シャリ感)こと、などが影響しています”

参考:接触冷感|日本化学繊維協会

水分含有率や熱拡散率の高い生地は、高機能性商品としてメーカー各社がクールグッズに採用していますが、機能に見合った価格帯であることから、プレミアムノベルティに適しています。

最後のシャリ感のある布地は肌との接地面積が少なくなることで、さらりとした感触が涼しく感じるタイプ。ガーゼやリネン素材が当てはまります。

前述の「水で濡らす」というアクションが不要で、生地そのものがひんやりとした感触であることがメリットです。

物理的に冷やすことで冷たくなる

最後はタオルを何らかの方法で冷たくすることで、ひんやりさを感じるタイプです。

冷蔵庫や冷凍庫に入れておくことで冷たくしたり、ポケットが付いていて、保冷剤を入れて使うことで冷たさを感じることができます。

どんなクールタオルがあるのか?

ここまでクールタオルの涼しさの原理について説明してきましたが、ここからはクールタオルに用いられる仕様について確認していきましょう。

タオルは長方形で、フェイスタオルと呼ばれる長辺80～90cm程度の大きさが一般的です。

フェイスタオルより一回り大きいサイズがスポーツタオルで、幅が20cm程度になるとマフラータイプになります。

クールタオルではバスタオルのような大判のサイズよりも、持ち歩きを重視したフェイスタオルやマフラータイプに人気が集まっています。

持ち歩きを前提としたセット商品

クールタオルには気化熱を利用したタイプが多く、水で濡らすことを前提としているため、持ち歩きに考慮して入れ物がセットになっている商品が展開されています。

主な容器はボトルやポーチで、防水性のある素材が使われていて、企業名やロゴを名入れできる商品もあります。

首に巻くことでひんやり!マフラータイプ

一般的なタオルと比べて細長いデザインをマフラータイプと呼び、主に首に巻き付けて着用することで涼しさを感じます。

フェイスタオルよりもかさばらず、小さくコンパクトになるので持ち歩きのしやすさが魅力です。

日頃から着用できるファッションタイプ

今までのクールタオルは機能性を重視して、シンプルなデザインで涼しさを感じる寒色系の商品が多く、普段の装いにマッチしないという課題がありました。

しかし、最近では水玉やストライプ、星柄などのファッション性の高い商品も増えてきています。

また、端を細くスタイリッシュにしたスカーフタイプや、ボタンで留められるものなど、ファッションアイテムとしても使えるような形状も。

普段使いしやすいデザインであれば、暑い夏でも涼しさを求めながらファッションと両立できますね。

ここからは、ノベルティ.comがおすすめするクールタオルを、タイプ別にご紹介します。

水に濡らして気化熱でひんやりタイプ